「2021年度卒業生向けインターンシップ」密着取材【エコデザイン株式会社】
2019年8月26日(月)
埼玉県小川町にあるエコデザイン株式会社へ、インターンシップの取材に伺いました。
エコデザイン株式会社は、「オゾンこそが未来の持続可能な地球を創生するためのキーテクノロジーになる」という信念を持ち、オゾンを世の中に普及させるための技術開発を日々続けている企業です。
今回は学生さん達に混じって1日同行し、全社をあげて取り組まれているインターンシップに私も参加させていただきました。
インターンシップの目的
今回のインターンでは、就活を始める段階の学生さん達に「働くとはどういうことなのか」ということを知ってもらい、今後の活動に役立ててほしいという思いから目的を定めました。
〈インターンの目的〉
「社会人として働くとはどういうことか」
「社会人としてどのように働きたいか」
学生さん達が、参加してよかったと思えるような内容するにはどうしたら良いか。
社内でミーティングを重ねるだけでなく、私の様な外部の人間とも意見交換を重ねるなど、事前に何度も何度も打ち合わせをしながら取り組まれてきました。
この様なコンセプトのもと実施されたインターンシップ。
午前中は「名刺ゲットイベント」です。
社員へのインタビューのまとめ

- エコデザインはどんな会社か
- 仕事に関するポジティブな面、仕事をすることのメリット
- 仕事に関するネガティブな面、仕事をすることのデメリット
この様な3つの観点について、学生自らが質問を考えて社員にインタビューしました。
エコデザインとはどんな会社か?
学生たちのインタビューでは、社員の皆さんから「最新のことをやれる楽しさ」や、「小さな会社であるがゆえの成長と将来的な可能性」といった回答を伺うことができました。
- やりたいことをやらせて貰えている
- (業務が多岐にわたり)大変だとは思うけど辞めたいとは思わない
- 自分のやることがしっかりあって、それがやりがいになっている
- 小さい会社だと成長が見れて楽しい
仕事に関するポジティブな面、メリット
3人、4人とお話を伺っていく中で、多くの社員から出てきた言葉が「やりがい」でした。
「やりがいを感じられるところまで会社がバックアップしてるのが凄い」
「仕事でやりがいを感じられるって、そんな職場があるんですね!」
言葉にするとありきたりになってしまいますが、働くということを意識し始めた学生たちにとって、「会社の仕事にやりがいを感じられる環境」ということが大きな衝撃だったようでした。
仕事に関するネガティブな面、デメリット
社員の皆さんに、今の職場でのマイナス面について質問をしました。
学生さんからの質問に「特に思い当たらないですが、、強いてあげるとすれば…」と考え込む社員さん。
傍目にどんな話が聞けるのかとワクワクしておりましたが…
真っ先にでたマイナス面が、なんと!
「虫が多い((((;゚Д゚)))))))」でしたっ
確かに、大自然に抱かれて、ものすごく虫たちの縄張りに近いロケーション。。
虫が得意でない私ももの凄く共感できました。
これはかなり…
切実とした問題ですね!ヽ(´o`;
その他のネガティブ面、デメリットは?

- 大きい会社に比べてマニュアルなどの整備が整っていない
- 本当にやりたいことの一部しかできていないから可能性が狭くなっている
この様な意見を伺う事ができました。
私がとても素晴らしいと感じたのは、この様なネガティブな側面に対しても、皆さん一様にマイナス面をポジティブに捉えていることです。
例えば「マニュアルなどの整備が整っていない」という点では、「僕が居なければどうにもならない(から貢献するチャンス、やりがいを感じる)」という捉え方をされていました。
また「本当にやりたいことの一部しかできないから可能性が狭くなっている」という点では、「将来的に会社の発展と共に可能性が広がる楽しみ」という捉え方をされていました。
素敵な人たちが集まって、素敵な会社ができる。
会社ってただの器であって、そこに居る人が器を輝かせているんだな〜と気づきをいただきました。
昼食は武蔵ワイナリーでロハスランチ?

皆さん、新しくできたワイン工場での昼食を思い描いていましたが…
真逆のサプライズ!!
武蔵ワイナリーさんのぶどう畑でランチタイムです。
なんと、ランチ後は収穫体験もさせていただきました♪
試験:オゾンの社会における役立ち方と関わり

オゾンの社会における役立ち方や、社会との関わりを学んでいただきました。
- 試験①:野菜のオゾン水洗浄で味は変わるか
- 試験②:生活排水の浄化試験
試験①:野菜のオゾン水洗浄で味は変わるか

オゾン水でレタスを洗うと甘味が増して美味しく感じました。
学生さん達の表情も思わず「おおっ!(*゚▽゚*)」と輝きます。
が、しかし…
リンゴは逆にそのまま食べた方が美味しかったです…( ̄▽ ̄;)
食材によって相性はあるみたいですが、オゾン水で洗うことで確実に変化が起きているのだなと、リアルに感じられる試験でした。
試験②:生活排水の浄化実験

オゾンに15分、20分と曝していると、段々と溶液の色が薄くなり透明になります。
( ゚д゚)< オゾンすげー!!!
試験に立ち会っている誰よりも(心の中で)驚嘆していたのはここだけの秘密です。
学生たちの意見のまとめ
「人生と仕事はどのような関係であるべきか」について、ホワイトボードにまとめて発表いただきました。

「自分は」どのように働きたいと思ったか?という観点で良いので、4人でまとめてください。
理由が納得できるものであれば「働きたくないと思いました」でも結構です。
と伝え、おおよそ1時間で意見をまとめてもらいました。
いざグループディスカッションの時間となると、全員初対面の学生さんということもあり、意見を交わすのも探り探りといった様子です。
このままだと流石にちょっと時間内にはまとまらないかな〜?
というわけで…
取材をしながら急遽ディスカッションの進行も請け負うことに(笑)
まずは学生さん一人ひとりの意見を出し合ってもらいました。
すると「個人的な意見になっちゃうんですけど良いですか?」とやりとりをしながら、一人ひとり、ポツリポツリと意見を出し合いはじめました。
こうして少しづづ場の空気が温まって来ると、学生さんたちがお互いを尊重し合いながら意見を交わし合う様子が伺えて、ホッとひと息です。
結果は…制限時間ギリギリ!!
最後の1分までしっかりと使い切り、意見をひとつにまとめ上げましたヽ(´o`;
学生たちの総括:エコデザインとはどんな会社?

サポート体制の整った、失敗を成長と思える、環境にも人にも優しい、社会に貢献できる会社。
自然に囲まれた環境で会社の個性が育まれている。
休みが取りやすい。
成長を実感しやすい。
その個性を活かして、他社と協調することで社会により大きな力として還元できる会社。
知識がなくても働ける手厚いサポート体制。
都会的な考えを捨てられ、個性を伸ばせる。
伸び伸びとした環境=社員一人ひとりの余裕につながるため、モチベーションの向上や作業効率の良い組織。
未来から考えて社内外の幸福を作り人がつながっていく。成長が実感しやすい開発型の会社。
学生たちの総括:働くとは?・どのように働きたいか?

【社会人として働くとはどういうことか?】
仕事を通じて成長し、人生を豊にする。
【社会人としてどのように働きたいか?】
困難を成長の糧にできるように働きたい。
今回は、校外学習の引率の先生っぽい感じで、1日楽しく学ばせていただきました♪
学生さんたちの本音もぽろっと聞けて凄く面白かったです。
インターンシップの舞台裏の記事はこちら!
オゾンに関するマニアックな情報を発信する「エコデザインの素」
今回の寄稿記事はこちら。
会社名 | エコデザイン株式会社 |
住所 | 〒355-0325 埼玉県比企郡小川町上古寺510-1 |
電話番号 | 0493-72-6161 |
事業内容 | ●オゾン発生器の製作・販売 ●実験装置の設計・製作 ●研究開発コンサルティング |
BLOG | オゾンの正しくてマニアックな情報発信サイト「エコデザインの素」 https://moto.ecodesign-labo.jp/ |
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